誤送金めぐり、そんなやりとりが!? 「(阿武町の)不手際責める電話、殺到」(杉山真也アナ)

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   「驚きの主張が明らかになりました」ときょう26日(2022年5月)の「THE TIME,」で杉山真也アナウンサーが切り出したのは、山口県阿武町の誤送金問題の続報だ。町が作成した裁判資料から、田口翔容疑者(24)と町側との間で交わされたやりとりが明らかになり、番組が詳しく伝えた。

  • 公金誤送金問題の余波が続いている(写真はイメージ)
    公金誤送金問題の余波が続いている(写真はイメージ)
  • 公金誤送金問題の余波が続いている(写真はイメージ)

いったんは返金に応じて銀行へ向かったが...

   4630万円が誤って振り込まれた4月8日、自宅にやってきた町職員に対し、田口容疑者はいったんは返金に応じて銀行へ向かったが、「やはりきょうは手続きしない。後日、公文書を郵送してくれ」と直前になって手続きを拒否。「大金が入ったことで、詐欺ではないか。怖い。あなたたちは本物の職員であるかどうか」とも話したという。

   6日後に副町長と職員が職場を訪ねると、「そっちが悪いのに、ああしろ、こうしろとなぜ一方的な事ばかり言うのか」と町の非を責め立てた。

   先月21日に職員が再び自宅を訪問した際にも、「『あなたが捕まります』っていうことを聞いて、僕はどねーもできなくなってしまって、もう許せなかったんですよ。打撃を与えてやろうって思った部分も正直ありましたし」と再び抗議し、「で、ま、その間に僕が起こしたことなんですけど、ちょっと正直、すみませんとか言うつもりは今ないです」「明日か明後日に警察に自首する。あとは弁護士同士で話してくれ」と開き直った。この時点で口座残高は約7万円まで減っており、「もちろん確定で実刑です。なので何年か刑務所に入ってきます」とも話していたという。

   杉山アナ「今回の事態を受けて、町には町の不手際を責める内容の電話が殺到しており、職員が対応に追われていました」

(キャンディ)

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