日曜劇場「マイファミリー」(TBS系)5月22日(2022年)放送の第7話からは、犯人に関して「警察内部に黒幕がいるのでは」説がツイッターなどで注目を集めている。(ネタバレあり)
誘拐に関わっていることが明らかになった「ハルカナ」社員の鈴間亜矢(藤間爽子さん)が、阿久津実咲(凛美さん)を取り戻すために動いている鳴沢温人(二宮和也さん)の前に突然現れた。
「一課長外れたら有休取って...」
亜矢は温人に「動かないでください。仲間が見てます」と告げ、温人が三輪碧(賀来賢人さん)や東堂樹生(濱田岳さん)、温人の妻の未知留(多部未華子さん)と連絡を取り合っていたスマートフォンを取り上げる。
亜矢は
「余計な真似は二度としないでください。相手を軽く見てはいけません。本当に美咲ちゃんは殺されます」
と忠告してスマートフォンを返し、その場を立ち去った。
一方、温人の動きを追っていた警察では、葛城圭史(玉木宏さん)が捜査一課長の吉乃栄太郎(富澤たけしさん、サンドウィッチマン)に「鳴沢温人の動きが妙なんです」と報告。しかし栄太郎は「そう焦るな。起きてもない事件に必死になってるぐらいなら、お前も所帯持ったほうがいいぞ」と取り合わず、管理官の日下部七彦(迫田孝也さん)も「葛城さん、このヤマ終わったら一緒に合コンしましょっか」と真剣味がない。
その流れで栄太郎の家族の話になり、末っ子が来年大学卒業ということで
「ようやく一丁上がりだ。一課長外れたら有休取って、かみさんとゆっくり温泉旅行でも行くよ」
「世間に警察の大失態がこれだけ広まったんだ。現場の大将だった俺が、腹切らないわけにはいかないだろ」
と、鳴沢友果(大島美優さん)の誘拐事件の責任を取ることを示唆。圭史が「ホシを挙げれば済むことです」と大真面目に返したが、栄太郎は自嘲気味に笑うだけだった。
突然、子供の話も
亜矢とのやり取りから他に主犯格がいると確信した温人は、持っていた盗聴器発見器の反応で、自宅のWi-Fiルーターに盗聴器が仕掛けられていることに気付く。
温人は樹生が自宅内の盗聴器を調べて「大丈夫そうだ」と結論付けていたこと、犯人の「リビットウォーカー」のアカウント名「haruto1212」の数字が樹生の結婚記念日だったこと、そして樹生の結婚式の集合写真に亜矢が写っていたことから、「東堂、犯人は、お前なのか?」と突きつける。樹生が「俺が誘拐した」と白状した―ところで7話は終わった。
樹生が犯行を自白したが、ツイッターなどでは「真犯人は他にいる」と見る向きが目立つ。
特に多く見受けられるのが「黒幕は警察内部にいる」という考察で、
「富澤さん演じる一課長に子どもがいるっていう話が急に出てきたの、何か重要な鍵っぽくて引っかかる」
「なぜあのタイミングで自分の進退の話しが出たのか?あやしいよね、一課長」
「吉乃が誘拐事件の解決を急ごうとしてない。吉乃ファミリーに真犯人がいるから?」
など、今回家族の話を明かしていた栄太郎への疑惑が急浮上している。
(TT)