東京、飲食店の人数制限など撤廃 観光支援策も動き出す

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   東京都はきょう23日(2022年5月)、飲食店に対し「人数や営業時間の制限」を、1年半ぶりに終了する。6月中には、都内を旅行する都民に1泊5000円を補助する「もっとTokyo」キャンペーンを試験的に開始する。23日の「THE TIME,」が伝えた。

   東京都の小池百合子知事は20日、「23日以降は、基本的な感染防止対策を徹底することによりまして、感染を抑えるステージへと入っていきたいと考えております」。今年3月から続けてきた「リバウンド警戒期間」が5月22日で終了した。「1グループ8人まで、2時間以内」の協力依頼も、23日からは行われなくなる。

  • 「飲み会」が変わる?(写真はイメージ)
    「飲み会」が変わる?(写真はイメージ)
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「THE TIME,」で伝えた「屋外マスク着用」新見解

   観光支援策の「もっとTokyo」キャンペーンは、ワクチン3回接種した人や検査で陰性が確認された人などが対象だ。東京都は、「今後の感染状況を踏まえながら、全国的な観光支援策と足並みをそろえたい」。これまで東京都は、コロナ感染者が突出して多かったため、各地域の観光施設割引でも、都民が除外される事例が多かった。

   神奈川県鎌倉市は、市内の海水浴場を3年ぶりに開設する。由比ガ浜、材木座、腰越海水浴場の3カ所だ。新型コロナの影響で、一昨年、昨年は断念した。7月、8月の2カ月間で、午前9時から午後5時まで、とする。

   マスク着用についても、厚生労働省は20日、緩和する新見解を発表した。屋外では、ランニングなど周りの人と2メートル以上の距離がとれる場合や、これ以内でも会話が少ない時は、マスク必要なしとの見解だ。屋内でも、混雑していない図書館など、周囲との距離がとれていて会話がない場合などは、マスクの必要はなし、とした。一方で、屋外でも公共交通機関や周囲と距離がとれない場合は、引き続きマスク着用を推奨する。

   一方で、昨日22日は、全国390地点で夏日となった。鹿児島県と宮崎県では、今年初めて30度を超え、それぞれ30.4度、30.9度を記録した。そんな暑さのなか、多くの人が持ち歩いていたのが「マイボトル」だ。熱中症対策や脱プラスチックの意識の高まりから、使う人が増えている。使い方も進化している。お茶葉を入れて、お好みの濃さで楽しめるものや、炭酸も注入できるボトルは3カ月で10万本を売り上げたそうだ。

(栄)

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