銀座のレストラン「アッラ・フォンターナ」で働くことになった比嘉暢子(黒島結菜)。鶴見の沖縄県人会の会長・平良三郎(片岡鶴太郎)のはからいで鶴見にある沖縄居酒屋「あまゆ」の2階に下宿することも決まり、いよいよ東京での新生活がスタートした。
しかし、現実は甘くはなかった。オーナーの大城房子(原田美枝子)はしょっぱなから暢子に連続勤務を命じ、その後も次々と厳しい指示を出す。シェフの二ツ橋光二(高嶋政伸)はそれを心配そうに見守っていたが、暢子は決してくじけないと強い気持ちをもっていた。
良子(川口春奈)をめぐる動きも
同じころ、沖縄では比嘉家の長女・良子(川口春奈)が石川博夫(山田裕貴)への思いを募らせていた。石川も良子に対して抱く気持ちを打ち明けることができずに、2人はもどかしい毎日を送っている。
そんな中、製糖工場の御曹司・喜納金吾(渡辺大知)は良子にしつこくプロポーズを繰り返す。
東京では、暢子が房子から言い渡されていた連続勤務をどうにか乗り越えた。安堵しているところに、沖縄から豆腐屋の息子・砂川智(前田公輝)がやってくる。
智との再会を喜び、はしゃぐ暢子。しかしその一方で、暢子の中では、自分に厳しい態度ばかりとる房子への不満が膨らんでいた。そして、反発心から「ペペロンチーノ対決」を申し込む。 一方の良子は、ほかの人からプロポーズされていることを石川に告げる。そうすることで、石川の本心が知れると思ったからだった。しかし、石川の口からは、希望していた言葉とは違うものが出てくる。
悩んだ末、石川への想いを捨てて金吾のプロポーズを受け入れることを決意した良子。姉の様子を見て心配した三女・歌子(上白石萌歌)は思い切ってある行動に出る。 そんな中、長男・賢秀(竜星涼)が久しぶりに比嘉家に戻ってくる。