「陽葵」と書いて、何と読むか。きょう18日(2022年5月)の「THE TIME,」で、宇賀神メグ・アナウンサーが紹介したのは、2021年の赤ちゃんの名前ランキングで女の子部門の1位になった名前だ。正解は「ひまり」ちゃん。「私は知り合いの子どもがこの名前なので読めます」というMCの安住紳一郎が「読みの難しい名前、名づけを規制するかどうか、話し合いが始まりました」と、いわゆる『キラキラネーム』をめぐる議論のニュースを伝えた。
現在の戸籍法では読み仮名をつける必要がないが、これを改正することが検討されている。本来の漢字の読みとは違う読み方をどこまで認めるかについて議論が進んでおり、政府は今後、国民から意見を募集する予定だ。
「漢字から推察される意味であれば」
番組では、街の若者に「自分の名前の由来」を聞いた。「誕生日が2月の最後なので、弥来(みくる)」「お父さんがアメリカ人、お母さんが日本人なので英語でも大丈夫なように、万李南(まりな)」「母には早産で亡くなってしまったけいこちゃんという妹がいて、その子の分も生きてほしい、という思いで希依(けい)とつけてくれました」など、名前に込める様々な親の思いが垣間見えた。
「天空(そら)」という名前の男性(19)は、名前の由来がわからず、その場で宮崎の実家に電話をかけた。電話の向こうの母親は「空のように大きな広い心でみんなを包み込むような子になってほしいという意味(を込めた)。親の望み通りに、大きく広い心で育ってくれています」と話し、男性は「なるほど」と照れていた。
「ナンバーカードや行政のデジタル化を進めるうえで、五十音しかない平仮名で整理したいという事情もあるようですが、漢字から推察される意味であれば認められるのではないかといわれています」と安住が例として挙げたのは、「大空(すかい)」「騎士(ないと)」「海(まりん)」。
「光宙(ぴかちゅう)もギリギリいけるだろうと言われていますが、一郎(たろう)、高(ひくし)など真逆のような意味のものはダメじゃないかと言われています」
(キャンディ)