「スーパーマーケットやコンビニで最近、見かけることが増えてきたセルフレジ。これについて論争が起きています」と17日(2022年5月)の「スッキリ」で岩田絵里奈アナが取り上げた。きっかけは次のようなツイッター投稿だ。
「スーパーのセルフレジ、幼児のお子さんにやらすのは微笑ましいし好ましいけれど、待機列がすごく長くなってる時は親御さんがやってほしいと思いまする。周りの状況を見て柔軟な対応を教えるのも立派な教育の機会だと思うんです」
「混んでいる時」など「状況次第」論も
これを投稿したのは小学生2人を持つシングルファーザー。その思いについて聞くと、「仕事が終わった後に急いで帰りたい時もあるので、子連れの方に冷たいわけではなく、私も子連れです。お互い配慮できたらいいという思いです。お互い様です」
では、自分の子どもにどう伝えているのか。「あれだけ並んでいて、君たちがやると時間が余計にかかってしまうから私がやるね。ダメなものはダメで、子どもだからしょうがないでしょっていう開き直りは、私はしたくなかったんです」
街で聞くと、「かわいいなと思う。(時間がかかっても)待ってあげられる」(30代男性)、「迷惑している人がいると、わざわざ子どもにやらせるのはどうかな」(50代女性)、「社会勉強にもなる。ただ、混んでる時は控える判断を親がするべき」(40代女性)、「やらせるべきだと思う。お互い様」(60代男性)と色々だ。
スタジオのメンバーはどう見るか。
ヒロミ(タレント)「(例えば)3つまで。数に制限など決まりを持ってやる」
秋元里奈(オンライン直売所「食べチョク」代表)「混んでいる時とそうでないときの状況次第。周りの配慮が必要」
ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「親の姿を見せることも勉強。状況を見て、きつく叱るのではなくて柔らかく伝える」
司会の加藤浩次「レジもスーパーでみんながつながって、関わっていることの大切さを教えてあげる」
といった考えのようだった。
(一ツ石)