誤給付4630万円「もう男性の手元になし」のナゼ 加藤浩次「返還すればいいことなのに」

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   山口県阿武町で新型コロナ対策臨時給付金を誤って1人の男性(24)に4630万が振り込まれた問題できのう16日(2022年5月)、男性の代理人の弁護士が記者会見を開いた。17日の「スッキリ」でレポーターの大竹真が報告した。

   弁護士によると、「(男性は)現在、そのお金を所持しておりません。現実的な問題として返還が難しい状態になっております」と明らかにした。4630万円については「(使い切ってしまったことで)その理解で正しいと思います」

   今後の返還については、「訴訟の中で相手方代理人と協議して解決が図れるように検討していきたい」と述べた。

  • 町の「4630万円」の行方は?(写真はイメージ)
    町の「4630万円」の行方は?(写真はイメージ)
  • 町の「4630万円」の行方は?(写真はイメージ)

秋元里奈「謎が多い問題ですね」

   なぜこのようなことが起きたのかと記者に聞かれると、「いずれ明らかにしていこうと思います」と話した。男性は先月4月の段階で警察に任意に出頭し事情をすべて説明しているという。その際、スマホを提出しているという。

   会見後に大竹が阿武町の中野貴夫副町長に聞くと、「(手元にお金がないことについて)はい、そうですかという単純なものではなくて、どういうふうなお金の流れがあって、何に使ったのか。何か他のものに代わったのか。私の感覚では、まだ残っているんじゃないかと希望的な観測ですが、そう思いたいなと思っています。どこかに移された状態で残っているという可能性もあるのではないかとも見ています」

   副町長によると、先月28日に男性の口座から4630万円前後が別の2つの銀行に振り込まれているという。残高・名義については調査中だ。菊地幸夫弁護士は、移された銀行の名義人が誰かによっては回収困難になる可能性も出てくるといっている。

   司会の加藤浩次「自治体が間違って入れた、それを返還すればいいことなのに、わけがわからなくなった」

   秋元里奈(オンライン直売所「食べチョク」代表)「謎が多い問題ですね」

   ヒロミ(タレント)「罪を償うと言っているが、お金を返せば別に罪にはならない。それが一番簡単なのに」

   ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「もうお金はないと開き直っているように思えますね。まず、振込先がどこなのか、確認したい」

(一ツ石)

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