「音楽を聴くときにギターソロやイントロをスキップする、飛ばしてしまう若者が増えているというんですが、どうしてなのでしょうか」と16日(2022年5月)の「スッキリ」で森圭介アナが問い掛けた。
その傾向を分析しているのが、ミュージシャンであり、京都精華大学で「音楽論」を教えている高野寛・客員教授だ。最近の若者の音楽視聴について、「やっぱり曲を飛ばすんです。サブスク時代になって、より顕著になってきたと感じます」と語る。
加藤浩次「いろんな聴き方があるんですね」
街で聞くと、イントロ・ギターソロを飛ばす10代女性は「早く歌声とか聴きたい」といい、飛ばさない10代男性は「歌だけじゃなくて、全体として聴きたい」という。
高野さんは「イントロだったり、間奏・ギターソロが長いと早く歌を聴きたいと、そういうふうに感じる人が多いかも知れない」
「スッキリ」が街で100人に「ギターソロ スキップするかどうか」に聞くと「スキップする」が18%だった。「イントロ 飛ばす」は14%だった。
司会の加藤浩次「まだ2割ですから。でも、どんどん増えるかもしれないということですね。『スッキリ』はマイノリティーに目を向けていますから」
永井美奈子(元日本テレビアナウンサー)「娘が15歳なのですが、ママは話が長いから、結論から言ってくれとか、サビだけ頂戴とか」
杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「私は丸ごと聴きたい派ですが、18%が飛ばすというのは多いなと思いました」
加藤「いろんな聴き方があるんですね」
(一ツ石)