「千原ジュニアの座王」もっと見たい 笑って「あっという間」の1時間

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   「千原ジュニアの座王」(関西テレビ、フジテレビ系)。今(2022)年1月2日に放送された「新春SP」が面白かったので、また見たいと思っていたが、関西テレビ制作で通常は東京では放送されず。がっかりしていたが、今回(5月3日)また新作が見られて嬉しい。

  • 「シンプル」さも魅力(写真はイメージ)
    「シンプル」さも魅力(写真はイメージ)
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1対1でネタバトル

   なにがいいかというと、まずシンプルなこと。芸人15人が椅子取りゲームを行う。椅子には「大喜利」「ギャグ」「モノボケ」「歌対決」「モノマネ」......などのお題が書かれており、座れなかった芸人が「このお題なら勝てる」と思った相手を指名し、1対1でネタバトルするというわかりやすさだ。

   どちらが面白いかを判定するのは審査委員長で、この日は今田耕司。初めての審査委員長ということでいささか緊張気味だ。たしかに今田は司会のイメージが強いので、審査をしている姿は珍しい。

   この日のプレイヤーは15人。R-1で優勝したお見送り芸人しんいち、準優勝のZAZY、3時のヒロイン福田、やす子、松本人志のものまねタレントJP、野性爆弾くっきー!、ロバート秋山、ザ・プラン9浅越ゴエ、友近......。決勝戦は笑い飯西田と、ベジータの扮装でおなじみのR藤本で、優勝は西田だった。これまで3回全国放送していて、3回とも西田が優勝し、「座王」に輝いているらしい。そんなに面白いのに、東京では、「アメトーーーク!」ぐらいでしか見かけないのは、どういうわけなのだろう。

   笑っているうちに、気が付けば1時間があっという間。こういうなんにも考えないで楽しめるお笑い番組をもっとみたい。フジテレビでもレギュラー放送して欲しい。

(子守熊)

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