<今週のワイドショー> 「子どもの健康」気になるニュース2点 予防のために必要なコト

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   3年ぶりの「コロナ縛り」のない大型連休で、子どもたちと過ごす時間を持った家族も多かったと思いますが、明けた今週のワイドショー(2022年5月9日~)の中に、子どもたちの健康について気になる話題がいくつかありました。

   中でも、世界でじわりと広がっている子どもの急性肝炎の話は、まだ感染者が少ないものの原因が特定されていないとされ、不安です。

  • できる対策をしっかりと(写真はイメージ)
    できる対策をしっかりと(写真はイメージ)
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消毒用アルコールにも要注意

   J-CAST)テレビウォッチ・ワイドショー通信簿の「『原因不明』子どもの急性肝炎 加藤浩次『予防対策はどうしたら?』」(9日、日テレ系「スッキリ」)は、国内でも4月から相次いで急性肝炎の疑いの事例が確認されているとしています。

   記事によると、欧米で多くの患者から検出されているのがアデノウィルスで、子どもを中心に流行する『プール熱』の原因としても知られているそうです。WHO(世界保健機関)によると、検査した169人のうち74人からアデノウィルスを確認しているといい、患者の年齢は生後1カ月から16歳までのようです。

   なぜ子供たちに多いのか。番組の中で日本感染症学会指導医の水野泰孝医師も「(今の段階では)分らないです」と話したとあります。予防策はコロナ対策と同じで、手洗い、マスクをしっかりやること以外にないようです。

   もう一つ、注意しなければと思ったニュースが、感染対策で置いている消毒液で起きた事例です。「保育園児が『急性アルコール中毒』 誤飲?安住アナは『好奇心』指摘」(11日、TBS系「THE TIME,」)が詳しく報じています。

   島根県雲南市で、保育園で女児が「目がぐるぐるする」と訴えて立てなくなり、そのうち意識を失ったため、救急車で総合病院に搬送されました。病院で目を覚ました女児が、消毒用アルコールを「たくさんなめた」と言ったため、検査したところ急性アルコール中毒だと分かった、とあります。

   MCの安住紳一郎さんが「間違えて飲んだというよりも、手に吹きかけたアルコールを好奇心でなめてしまうのかもしれません。その気持ちはわかります。それだけ注意が必要ということです」というのに頷きました。

   「急性肝炎」や「急性アルコール中毒」は大人の病気という印象が強いですが、子どももかかる事を再認識しました。子育てする親たちや子どもを預かる施設にも、グッと気の引き締まるニュースだったと思います。

(コムギ)

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