食材値上がりが給食を直撃 香川照之が自治体に訴えたコト

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   野菜や小麦粉など食材の値上げが続くなか、学校給食の現場にも異変が現れているそうだ。「あの定番人気メニューが献立から消えた学校もあるそうです」ときょう13日(2022年5月)の「THE TIME,」で、MCの香川照之が伝えた。

  • 学校給食に変化が(写真はイメージ)
    学校給食に変化が(写真はイメージ)
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「食べる喜びというのは...」

   食材の高騰を受けて、メニューを安いものに変更したり、給食費を引き上げたりする自治体が相次いでいる。12日、番組が東京の全23区に取材したところ、杉並区や中央区など3区で、保護者が負担する給食費を1食あたり2円~15円値上げしたと回答した。中央区の担当者は「4月から小学校、中学校ともに引き上げを行っている。値上げしないと安定した質を保つことができない」と話していた。

   熊本市は値上げをしない代わりに、メニューを安い食材に置き換えて対応している。たとえば、クリームスープやジャガイモのうま煮に入っていた鶏もも肉は、より安価な鶏胸肉に。黒糖パンはコッペパンや食パンに置き換わり、月2回以上あったデザートも年数回となってサイズも小さくしているという。

   番組が子どもたちに話を聞いたところ、「うどんとか野菜とか、少しずつ(量が)減ってきているような気がする」「麺とパンが出なくなって、ごはんが増えた。揚げパンやラーメンが食べたい」などと不満を口にしていた。

   江藤愛アナウンサーは「給食を出してもらうだけでも親はありがたいので、仕方がない」「来年子どもが受験を控えているので、少しの値上げでも大変...」という視聴者の母親たちの声を紹介した。

   香川「僕は今週、鶏もも肉の代わりに胸肉を使って自分で料理を作りましたが、パサパサしてもも肉の偉大さを感じました。食べる喜びというのは、子どものころから充実した感覚を味合わせてあげたい。なんとか学校や自治体は踏みとどまってほしいと思います」

(キャンディ)

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