NHK朝ドラ「ちむどんどん」5月12日(2022年)放送回。暢子(黒島結菜)の作ったフーチャンプルーの晩。暢子の卒業後の東京行きを巡り、母・優子(仲間由紀恵)が叔父さん夫婦に懇願する。(ネタバレあり)
「感じるままに...」
その最中のこと、家を出て行った兄の賢秀(竜星涼)から、大金が届いたという吉報が届く。賢秀が何をやって挽回するのかと思いきやまさかのボクシング。忘れていたよ、高校中退するまでボクシング部だったこと。最終的にはニーニーの大逆転で比嘉家に幸運が舞い込んでよかった。「東京までどうやって行ったんだ」とか「快勝まで早すぎ」とか、いささか不自然ではあるが、今のところまずは、めでたし、めでたし。
比嘉家の財政回復はよかったが、音楽の下地先生(片桐はいり)の転勤は残念でならない。追っかけっこばかりじゃなくて、これからようやく音楽の指導の場面があって、歌子の音楽の才能を引き出してくれるのかと思った。来週からは東京編に入っていくから仕方がないのか。
下地先生の「感じるままに生きなさい」 「歌うことをやめてはいけません」という言葉は、歌子の今後の人生に間違いなく支えになる。歌子と先生のこの場面には、ツイッターなどで「言葉が沁みた...いい先生だね」「誰かの一言で人生変わることってあるよね」「他のモヤは吹っ飛ぶくらい響いた」といった反応が寄せられた。
歌子を見つけた先生は素晴らしかった。歌子への迫り方はコメディだったけど、この先生こそ、「感じるままに生きている」のかもしれない。歌子に自信を持たせることに成功してよかった。
下地先生の転勤決定(あす13日は出演予定)に対しては、視聴者からは「もう出演終わってしまうの? やだなーもっと出てほしい」「下地先生はこれで退場なんだろうか...」「片桐はいりさんもっと観たかったー」などの声が出ていた。
早くてやや強引な展開で、無事東京へ行くことになった暢子。どんな「ちむどんどん」が待っているのか楽しみだ。
(Y・U)