短歌ブームで新ネットサービスも 「スッキリ」陣も挑戦

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   短歌ブームだそうだ。五七五七七の定型で詠む短い詩。イベントがよく開かれ、歌集や解説書も売れているという。12日(2022年5月)の「スッキリ」はまず例として一首。

「寒いかと 話しかければ 寒いねと 答える人の いるあたたかさ」

   司会の加藤浩次「好きな人がふえているということですね」

  • 短歌を作ってみようかな…(写真はイメージ)
    短歌を作ってみようかな…(写真はイメージ)
  • 短歌を作ってみようかな…(写真はイメージ)

岩田絵里奈アナに一首

   「短歌研究」の國兼秀二編集長は「ブームがきています。1万部超えの歌集が毎月コンスタントに出ている」と話す。歌集を平積みにする書店もあり、書棚の前にいた女性は「短い言葉を読んで納得するのが気持ちいい」「長く読む体力がなくても読めます」。歌人の俵万智さんは「短歌のリズムは平凡な言葉に力を与えてくれる」と、ブームを迎えたうれしさを語った。

   歌人サイン会やアイドル歌会も盛んだ。中には歌会を毎月開くホストクラブもある。

「春風がおカネとともにやってくる そろそろ売るか新人ホスト」

   歌人の木下龍也さんはネットで個人から題を募って、それを歌に詠むサービスを展開し、一首1万1000円で毎月10から20件をこなす。「毎朝(放送前に)背中を押してくれる短歌がほしい」という岩田絵里奈アナウンサーにも作ってくれた。

「弓を引く ようにわたしを はりつめて 放つ言葉は スッキリ届く」

   加藤「その緊張感を絞り込んで放てということですね」

(あっちゃん)

姉妹サイト