名古屋高速で5月3日(2022年)にあった悪質なあおり運転のドラレコ映像が、12日の「スッキリ」に流れた。「ぶつかりそうです」「警察早く来て」と助けを求める被害乗用車に幅よせや急ブレーキをかけたのは、白い高級車ランボルギーニだった。
10分間、10キロにわたり
被害者は、妻と3歳の息子を乗せて旅行中。うしろからランボルギーニが接近、追い抜くかと思いきや車線変更し、極端な幅寄せ、30代か40代らしき男が「おい、おい、こら!」と脅しをかけだした。被害者の妻が警察に通報したが、警察は「左に寄せて停められませんか」と停車を指示するばかり。「停める場所がない」「怖い、怖い、怖い。急いでお願い」という夫婦は、分岐で何とか逃れるまで10分間、10キロにわたり恐怖に震えた。
被害男性は「(相手は)電話したり飲み物を飲んだりしながらあおっていた。ゲーム感覚、遊び感覚だった」と話した。いま警察に被害届を出す準備をしている。
岩田絵里奈アナウンサー「もし遭遇したらどうすべきなのか」
ドライブレコーダーで記録する、同乗者がいたら走行中でも警察に通報する、サービスエリアなど安全な場所に避難する、停車時はドアロックをかけ、相手にしないことが必要という。
坂口孝則(経営コンサルタント)「端に停めるのは、ちがう事故の可能性があるので、必ずしも安全ではない。人間がやることだから、すべてのあおりを消すのはむずかしい。できることを少しずつやりながら減らす方向をめざすべきだ」
髙橋真麻(タレント)「警察との会話がかみ合っていない。あおり運転専門の110番みたいな専門性の高いものを作らないといけないのではないか」
菊地幸夫弁護士によると、今回のケースは一発で免許取り消し、少なくとも罰金20万円から30万円の可能性があるそうだ。
司会の加藤浩次「そんなものなんだ。早く警察に動いていただきたい」
(あっちゃん)