ロシア・プーチン大統領を取り巻く富豪たちの怪死が相次いでいるという。けさ6日(2022年5月)の「めざまし8」が「News Tag」コーナーで取り上げた。情報キャスターの倉田大誠アナは「少なくとも7人の富豪が謎の死を遂げています」と伝える。
風間晋「ロシアメディアが報じているということは」
今月1日にも、モスクワに40店舗以上を展開するレストランチェーンの創業者の一人、ウラジミール・リャキシェフ氏が頭を撃たれて死亡しているのが発見された。脇には本人所有の猟銃があったと報じられている。
倉田「先月にも、オリガルヒと呼ばれる新興財閥の銀行大手「ガスプロムバンク」のアバエフ元副社長が、モスクワ市内の自宅で銃を握った状態で死亡していました。その翌日には、天然ガス大手「ノバテク」のプロトセーニャ副社長がスペインのリゾートで死亡しているのが発見されました。妻と娘も遺体で発見されています」
ロシアメディアは、妻と娘を殺害後に自ら命を絶ったと報じているが、一連の怪死は見せしめ暗殺説も根強い。風間晋(フジテレビ解説委員)は「(プーチンの)言うことを聞かないとこうなるぞということなのでしょうが、政府御用のロシアメディアが報じているということは、(政府が)みんなに知らせようとしているということ。恐怖を覚えさせるのが狙いでしょう」と見る。
御用商人たちの怪死だから報じられているが、プーチンに批判的な市民や報道関係者、文化人などが秘かに消されている心配は強い。
(カズキ)