NHK朝ドラ「ちむどんどん」5月5日(2022年)の放送回。暢子(黒島結菜)たち料理部が参加する北部産業まつりが始まる。暢子のアイデアのやんばるそばで、ライバル校の料理部とコンテストの1位を争うことになった。(ネタバレあり)
週タイトルとの関係
ライバル高校料理部のカップケーキももちろん美味しそうなんだけど、このやんばるそばにはかなわないでしょう。会場の隅っこに追いやられてしまった暢子たちを応援しようと、兄の賢秀(竜星涼)がやってきた。良からぬことが起きるのかとハラハラしていると、バナナのたたき売りの経験を活かした呼び込みが始まった。声を張り上げるだけではなく、リズミカルで気の利いた営業トーク。兄よ、怪しい投資話に迂闊にのっている場合じゃない。それほどの売り込み口上ができるなら、十分に立派な仕事につけるぞ。熱いセールストークで誰もが知る通販大手に成長した企業だってあるくらいだ。
暢子もダメンズの兄だって頼りになるときがあると嬉しそうな顔。次から次へとお客さんが集まってきた。こういう場面は朝ドラ風味満載だし、昔かつてあった家族、きょうだいの象徴のようで、視聴者が安心して観ていられる。「ニーニーは商売のセンスあるじゃんよ」「口上とても上手でしたね」などネットでも注目を集めていた。
賢秀のおかげで「やんばるそば」は大盛況になったが、大事なスープの大鍋をこぼしてしまうハプニングが勃発。どうする暢子?でもここからが暢子の本領発揮だ。だって今週のタイトルは「青春のナポリタン」なのだから。
やんばるそばでナポリタン?不安がよぎったのは私だけではないと思うが、逸品になることを期待したい。
(Y・U)