5月にゲリラ豪雨? 2日の列島、各地で大荒れ 天達予報士が伝えたGW後半の注意点

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   2日(2022年5月)の日本列島は大気が不安定な状態となり、各地で季節外れのゲリラ豪雨が発生した。きょう3日の「めざまし8」は雨の様子を伝えるとともに、ゴールデンウィーク後半の天気について詳しく解説した。

   昨日、怪しい雲を追いかけながら取材を行った天達武史気象予報士は、午後4時頃に大宮でゲリラ豪雨に遭遇した。「大粒の雨が降り出し、足元にも水たまりができています」(天達予報士)。

   豪雨に遭遇した人は「1時間くらい前はなんともなかったんですけど。こんなに降ってるとはね」とインタビューに応える。しかし、豪雨は短時間でおさまり、20分後には雨はすっかり止んでしまった。

   午後5時半過ぎには、足立区でも豪雨となった。「雨粒が大きくなってきました。強く打ち付けているようなそんな雨です」(天達予報士)。

   中央道の八王子インター付近では、午後6時半頃、別の取材班が豪雨に遭遇した。しかし、雨が降っているのは一角だけで、左のほうは青空が見えている。こちらも車を走らせること数分で、雨はおさまってしまった。

  • GW後半も荒天に注意が必要
    GW後半も荒天に注意が必要
  • GW後半も荒天に注意が必要

上空はマイナス20度の寒気が流れ込む

   豪雨だけではない。北海道美幌町では10円玉とほぼ同じ大きさのひょうが降ったほか、横浜や東京都心でもひょう混じり雨が叩きつけるように降っている。鳥取の境港では、氷の粒が降っている中で空には晴れ間も見えるという不思議な天気となった。

   MCの谷原章介「天達さん。昨日予報通りすごい雨でしたね」

   天達予報士「昨日、青空が午前中広がってたんですけど、急激に天気が変わり始めました。ものすごい雨でマズイなと思ったら、車で数分走ると晴れてくる。2-3キロごとに天気が変わる、夏のゲリラ豪雨を思わせるような降り方になりました」

   なぜ5月にゲリラ豪雨が降ったのか。

   天達予報士「昨日は地上付近が20度でしたが、上空5000mはマイナス20度と2月から3月くらいの寒気が流れ込んできました。温度差が40度というのは大雷雨の目安です。積乱雲が発達するのですが、幅は5キロくらいしかありません。雨が降るのはそのうち1-2キロという場合もあります。雲の中には25mプール5000杯くらいの水があるのですが、それが一時間もかからないうちに降ってきます。気温が20度というのもポイントで、氷が溶けずに降ってきます。しかし、一気に落ちたことで温度差が解消、関東から西は安定してきました。案外うまくできてます」

   昨日は各地で大荒れとなったが、ゴールデンウィーク後半はどうなるのか。

   天達予報士「明日以降は温度差に注意が必要です。最高気温は東北地方でも25度近く、東京から西は25度を軽く超えてきますが、朝は冷えます。最後の2日(7日8日)はかなり強い寒気がまた流れ込んでくる影響で、落雷突風、場合によっては竜巻などがきてもおかしくありません。最終日、週明けにかけて山のレジャーは注意が必要です」

   谷原章介「ゲリラ豪雨は梅雨以降のイメージがあるんですが、ちょっと早くて準備できなかった方多いでしょうね」

   三浦瑠麗(国際政治学者)「昨年も早いなと思ったのですが、それでも梅雨以降。今年はすごく早い時期にやってきたなと思いました。私もちょうど夕食に行く時にみまわれてしまいました」

   谷原章介「ぼくもコストコに行く時にみまわれました。みなさま7日8日お気をつけください」

(みっちゃん)

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