比嘉暢子(黒島結菜)は内定をもらっていた「眞境名商事」への就職を断ることを決断。しかし、そのことによって、卒業後の見通しがつかなくなり、ふさぎこむことが増える。
そんな時、高校の料理部が地域のイベントで開かれる料理大会に出場することに。料理の腕前を買われていた暢子は助っ人として参加するよう誘われる。出場を決めた暢子は、気持ちを新たにする。
家族に楽をさせようと...
一方、兄・賢秀(竜星涼)は家族に楽をさせようと、一獲千金のチャンスを探し続けている。賢秀なりに一家のことを考えてのことだ。
そのころ、姉・良子(川口春奈)は学生時代からの友人・石川博夫(山田裕貴)に自分の気持ちを伝えられず、もどかしさを感じる毎日を送っていた。さらに、やんばる村の製糖工場のオーナーの御曹司・喜納金吾(渡辺大知)にしつこく付きまとわれていることにも悩んでいた。
そして妹・歌子(上白石萌歌)は、音楽教師の下地響子(片桐はいり)に歌の才能を見出され、音楽の道に進むよう強く勧められていた。
しつこく追い回してくる下地から歌子は必死で逃げる。しかし、諦めきれない下地はついに、比嘉家に乗り込んでくる。
歌子の様子をみて気持ちを察した暢子は、下地と歌子が顔を合わせないようにと必死だ。
そんな中、賢秀は実業家を名乗る男と出会う。その男からは儲け話を聞かせられた賢秀はすっかり乗り気になってしまう。
同じころ、暢子は料理部の部員たちと大会に出品する料理の試作を繰り返していた。そこに大会の優勝候補の高校の料理部がやってくる。(ちむどんどん、2022年5月2日~第4週)