この4月期の連続ドラマが、次々と始まってます。今日は4月14日、木曜日午後9時枠でスタートしたテレビ朝日系「未来への10カウント」を紹介しようと思います。(ネタバレを含んでいます)
このドラマは木村拓哉が主演し、満島ひかりが助演で出演しています。
冷めた感じが加わりますます魅力的なキムタク
高校時代にボクシング4冠を達成した、桐沢祥吾(木村拓哉)は、その後は網膜?離や妻との死別などの度重なる不運で、その道を諦め、デリバリーピザのアルバイトで生計を立てながら、「いつ死んでもいい」と嘆くほどに、空虚な日々を過ごしていました。
そんな彼を見かねた親友の甲斐誠一郎(安田顕)と、恩師の芦屋賢三(柄本明)の計らいで、母校のボクシング部の臨時コーチに就任します。
その母校の校長、大場麻琴(内田有紀)は、芦屋(柄本明)の娘で桐沢(木村拓哉)の後輩にあたり、日本一の進学校を目指しています。
折原葵(満島ひかり)は、新任のボクシング部の顧問で、8歳の子を持つシングルマザーです。
気乗りしない桐沢(木村拓哉)でしたが、部員たちの「ずっとボクシングを教えてくれるコーチを待っていた」という気持ちに心を動かされます。
折原顧問も、そんな部員たちの気持ちに胸打たれるのです。
このドラマは、出演者全員に、リアリティを感じます。満島ひかりも、好演していて、ボクシング部顧問としての葛藤が、よく描かれています。木村拓哉も、従来通りの上手さに、冷めた感じが加わって、ますます魅力的です。
今後の展開が楽しみな作品です。