日曜劇場「マイファミリー」(TBS系)4月24日(2022年)放送の第3話では、いったんはホッとする展開になるものの、その後再び鳴沢温人(二宮和也さん)に困難が襲いかかる様子が示唆され、ツイッターなどでは「ラストが意味深」「どれだけハラハラすればいいの」といった反応が相次いだ。(ネタバレあり)
温人(二宮和也さん)は母の麻由美(神野三鈴さん)、未知留(多部未華子さん)の父・牧村正文(大友康平さん)が警察に協力していることに気付き、嘘の情報を教えて温人たちを尾行しようとする警察を欺いた。
「あなたは必ず後悔する」と...
温人は自身が開発したゲームアプリ「リビットウォーカー」上で犯人と連絡を取り合い、社長を務める「ハルカナ」社員と、阿久津晃(松本幸四郎さん)の「NEXホールディングス」の協力も得て、位置情報から犯人が友果(大島美優さん)を監禁している場所を特定。警察不在で犯人が身を隠すあばら家に乗り込んだ。
家の扉を開けようとする東堂樹生(濱田岳さん)を制し、温人は犯人に
「俺はあんたに興味はない。あんたは金を持って消えてくれればそれでいい。友果を無事に取り戻したら、俺はあんたを追わない。これは、家族に誓って約束する。だが、友果に万が一のことがあったら俺は、お前を殺す」
と呼びかける。するとリビットウォーカーのチャットで「取引成立です」とのメッセージが届く。温人と樹生は家に入り、ようやく友果と対面。目隠しされ、口にはガムテープを貼られ、手足は縛られていたが友果は無事生きていて、鳴沢親子は感動の対面を果たした。
しかし犯人を取り逃がした刑事の葛城圭史(玉木宏さん)は憤りを隠さない様子で、温人に
「何で警察を呼ばなかったんですか。犯人の居場所にたどり着ける算段がついていたなら、警察も一緒に行けばいいですよね」
と詰め寄る。
「そうすればホシを挙げることができた」と言う葛城に、温人は
「結局そこですよね警察は。犯人さえ捕まればそれでいい。でもね、我々は、友果が無事に、生きて帰ってきてくれたらそれでいいんです」
と言い返した。
葛城は「後悔しますよ。ホシを野放しにしたことを、あなたは必ず後悔する」と言い放ったが、温人は頭を下げてその場を立ち去った。
それから約1年後、憔悴しきった様子の温人が1人で「何でこうなるんだよー!」と叫んだ―ところで第3話は終わった。
娘の誘拐という大事件が3話で解決するというスピーディーな展開に加え、次回からはさらなる波乱が起こりそうということで、ツイッターなどでは
「誘拐事件は完結したけどラストが意味深...」
「友果ちゃん無事で良かった...!で締めたかったけど、次回から何が起きるんだーーー」
「三話で一章完結しちゃうなんてこれからどれだけハラハラすればいいの」
といった声が上がっていた。
(TT)