高速本線で斜め停車、あおり運転の車ナンバーも偽装か 橋下徹「厳罰に処して」

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   4月16日(2022年)、千葉県内の千葉東金道路下り線で悪質なあおり運転事件が起きた。「めざまし8」では、被害男性を独自取材、ドライブレコーダー画像をもとに恐怖の瞬間を詳報した。

   被害男性は当時、高速道路の追い越し車線側を走行していた。後方から速いスピードで黄色い車が追いついてきたことに気づいた男性は、一瞬ブレーキを踏んだ後に走行車線に移った。

  • 危険なあおり運転にどう対処すれば…(写真はイメージ)
    危険なあおり運転にどう対処すれば…(写真はイメージ)
  • 危険なあおり運転にどう対処すれば…(写真はイメージ)

映像を提出したが、登録車両は存在せず

   しかし、やり過ごそうとする男性に対し、執拗に幅寄せを行うなどのあおり運転が始まった。男性は警察に通報、車の特徴やナンバーを伝えたがあおり運転はおさまらない。警察は「どこか寄ってください。先に行かせちゃうのが一番いい」というが、黄色い車は先に行くどころか高速道路本線上に斜めに車を停車、男性を威嚇する。

   男性は「後ろからの車の追突事故や、運転手が降りてきて危害を加えられるのではないかなど、止まっちゃったときは怖かったです」と語る。

   こうしたあおり運転を3分23秒にわたって行った黄色い車だが、その後猛スピードで現場から逃走していった。

   ドライブレコーダーの画像を確認した交通事故鑑定人の中島博史さんによると、黄色い車は当初時速130キロ程度で迫ってきているというが、千葉東金道路の法定速度は時速80キロ。追いついてきている時点で50キロも速度超過していることになる。

   男性はドライブレコーダーの映像を警察に提出したが、そこで告げられたのは該当する色やナンバーで登録されている車両が存在しないという驚きの事実。あおり運転を行った黄色の車は偽装ナンバーの可能性があるということだった。警察はドライブレコーダーの映像を分析し、道路交通法違反の妨害運転容疑で捜査している。

   MCの谷原章介「映像を見ているだけで怖いですね」

   古市憲寿(社会学者)「偽造ナンバーとなると確信犯かもしれない。より危険な行為にならなくてよかった」

   倉田大誠アナウンサー「中島博史さんによると、こういうときはハザードランプをつけて路肩に停車することが大事。自分の車を進めると相手を刺激することがあるということです」 谷原章介「止まったら降りてこられるという恐怖感もあります。あおり運転は厳罰化されましたがなかなか減らない印象があります」

   橋下徹(弁護士)「世の中にあおり運転無数にあったと思う。今までドライブレコーダーがなくて明らかになっていなかった。メディアの力でこういうことをやってもすぐ捕まるよとしていただきたい。偽造ナンバーだが、高速道路のNシステムや降りた後の防犯カメラで捜査し、警察のみなさんに頑張ってもらって、厳罰に処してもらいたい」

   谷原章介「周りの車にも危険を及ぼす行為なので、きちんと見つけて対処していただきたいと思います」

(みっちゃん)

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