間もなくゴールデンウィーク(GW)だが、急速に進む円安ドル高に海外旅行が直撃されている。「めざまし8」の司会・谷原章介は「ぼくは休まないので(GW中もこの放送があるので)、関係ないですけどね」とすねたが、情報キャスター倉田大誠アナがけさ21日(2022年4月)の「Top newsわかるまで解説」コーナーで取り上げた。
原油高騰による航空運賃アップなども
倉田は旅行アナリスト・鳥海高太朗さんに取材していた。「鳥海さんによると、たとえばハワイ旅行だと、滞在費だけで一人1泊およそ518ドル(宿泊費、食費、タクシー代、チップなど)かかるそうです。昨年末(2021年)の1ドル116円だと約6万円ですが、きのう20日の1ドル128円換算だと約6万6000円。約6000円増えてしまうんです」
さらに、円安だけでなく、原油高騰による航空運賃アップ、アフターコロナでの宿泊客増を当て込んだホテル代の上昇なども重なって、昨年末のツアーに比べて一人約4万円以上の負担増になるという。ツアー料金が高くなるだけでなく、旅行先で食事をしたり遊んだり、お土産を買ったりするたびに、円の使い出のなさを実感することになりそうだ。
(カズキ)