ロシアが新ICBM発射実験「成功」 加藤浩次「屈してはいけない」

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   ロシアはきのう20日(2022年4月)、新型ICBM「サルマト」の発射実験を行った。国内北西部から発射、6000キロ離れた北海道北東の訓練場に着弾したことで「射程は1万1000キロと世界最長で、南極経由の米国攻撃も可能」とのロシア国防省発表を21日の「スッキリ」が取り上げた。プーチン大統領からは軍事力の誇示や恫喝をいっそう強めるコメントが飛び出した。

  • プーチン大統領が「誇示」するもの
    プーチン大統領が「誇示」するもの
  • プーチン大統領が「誇示」するもの

「西側」を威嚇

   核弾頭が搭載可能。「類を見ないミサイルだ。凶暴で雄弁にロシアを非難するものたちに考えさせることができる」とプーチン大統領は言ってのけた。笹川平和財団の小原凡司さんは「西側がこれ以上ウクライナを支援したら核戦争に発展するぞと威嚇している。恐怖でコントロールするのが常とう手段です」と解説した。

   司会の加藤浩次「西側、アメリカや日本は屈してはいけない」

   西側の腰が引けたら、脅しさえすれば何でもできると思わせ、ウクライナ以外の国も侵略しかねない。国境を接する日本にも、どんなことを言ってくるか、しれたものではない。

   モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「ウクライナ侵略は民主主義陣営の結束を強めた。プーチン大統領は恫喝の度合いを上げることしか切り札がない。経済負担をがまんしてでもロシアを包囲していく、(強力な)武器をウクライナに提供することでプーチン大統領をくじくことができる」

   そうでなくても、米国やNATO(北大西洋条約機構)が出兵をためらったことで、ウクライナ市民への残虐行為が止まらなかった。なめられている時ではない。

(あっちゃん)

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