米国でマスク着用義務を解除する動きが広がっている。「日本では今後どうなるのでしょうか」と、21日(2022年4月)の「スッキリ」で岩田絵里奈アナウンサーが問いかけた。
高橋真麻は、「顔パンツ」問題も指摘
映像は、きのうの米国デルタ航空機内。「今夜からマスク着用が任意になります。すべてのクルーと乗客が対象です。着用したい方はしてかまいません」の機長アナウンスが流れると、拍手と歓声がわいた。運輸当局が着用義務を解除したのだ。すでに全米50州で屋内でも着用解除(陽性率上昇のニューヨーク市は地下鉄やバス車内で引き続き着用義務がある)。オーストラリアでも、3月から病院など一部を除き、義務は解除された。では日本は?
日本医師会の中川俊男会長はきのう「ウイズコロナの状況でマスクをはずす時期が日本にくるとは思わない」と語った。コロナ収束がはっきりした時点で初めて外せるとの考えだ。他の専門家から「1メートル半ぐらいの間隔で話すときにはマスクは必要」「1人で運動するときとかは必要ない」「今の状態なら着用するほうがよい」といった意見が聞かれた。
街で聞くと、「早く外したい」「外したくない」の声がいりまじった。なかには「はずすと、想像していた顔と違うなと思われるからイヤ」という人もいた。隠されたぶん、理想的な顔を想像する心理が働くとの研究もある。
高橋真麻(タレント)「若い人はマスクのことを『顔パンツ』といってはずせない。幼稚園や保育園の先生たちも今はマスクだから、幼児から表情がわからないのはどうなのかか、すごく不安です」
司会の加藤浩次「マスクをとりたい国ととりたくない国とはちょっと違うと思うなあ」
モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)「文化は違うと思うが、顔(全部)を見せずに目だけを見る文化に移行しちゃう感じもある」
接触や飛沫感染だけでなく、空気感染のリスクも考えなければ。人との距離や換気が必要なことは変わっていない。
(あっちゃん)