20日(2022年4月)の「モーニングショー」は、出演者たちの「反抗期論」や反抗期の経験談で盛り上がった。
きっかけとなったのは、ある父親がSNSに投稿した中学2年生長男の「反抗期届」。「私は下記の期間、反抗期態度を多くとることを届けます」とある。長男がこの書類に記した期間は令和4年4月10日~7月31日。「朝起こす」の欄には「不要」、部屋清掃の欄には「要(月1回)」、家族行事・外出の欄には「都度相談」に〇が付いていて、署名もある。
「親子関係がフラットに」
投稿した父親は番組に対し、「息子が言うことを聞かないことが増え、妻が『反抗するなら反抗期届を出してからにして』と冗談交じりに作成した」と経緯について説明。届提出後、父親が息子の口答えを注意すると「反抗期届出しているもんね~」という言葉が返ってくるようになったと言い、「反抗期届がきっかけでかえって親子のコミュニケーションが増えた」と感じているそうだ。
高1の子どもに「順調に反抗されている」と話すジャーナリストの浜田敬子は、「反抗されるとどうしても親もムキになってしまう。『返事くらいしなさいよ!』って。でも、このお母さんは『反抗期届』というユーモアで対処された。すごく上手ですね」。
リディラバ代表の安部敏樹は「届出している時点で真の反抗ではないですね。真の反抗と言うのは、もう少し激しいものなので。僕が中学2年生の時はもう少しひどかった」とコメント。司会の羽鳥慎一が質問で掘り下げたところ、安部の反抗期は「朝の番組では言えないほどバイオレンスな感じ」だったそうだ。
安部「大人になってから思うのは、僕は今は親子関係がすごく良いですが、それは反抗期があったから。親子関係がフラットになったんですよね。親と子という上下関係から人と人という感じに。20代30代以降になると、親子のままじゃない方がうまく行くこともある」
浜田「いつから良くなりました?それが希望なんだよね。東大に入ったから?」
安部「それも若干あったような気もします(笑)」
ちなみに、森山みなみアナは「反抗期は全くなかった」、テレビ朝日の玉川徹は「(親に対しても)ずっと主張していた」だそうだ。
(ピノコ)