NHK朝ドラ「ちむどんどん」4月19日(2022年)の放送では、4兄妹の末っ子、歌子(布施愛織)の恋の予感がするシーンが。落ち込む歌子を兄妹の幼なじみが励ます場面があり、視聴者からは「なんて優しいのー」といった声もあがった。(ネタバレあり)
運動会間近、夫亡き後、一家を支える比嘉優子(仲間由紀恵)は、新しい体操着やズック靴を子供たちに買ってあげようと必死で働く毎日。
運動会で「結果」は出せなかったが...
暢子(稲垣来泉)たち4人の兄妹は、母を家事手伝いで支えるが、まだまだ子供で失敗や揉め事が多かった。そんな暢子たちは兄妹それぞれが、自分自身や家族のことを想いながら過ごしていた。
末っ子の歌子は、運動が苦手。毎年ビリのかけっこだったが、今年だけは挽回したいと考えた。ところが兄や姉たちは家事で忙しい。そこで豆腐屋の息子、砂川智(宮下柚百)に早く走るための特訓を頼む。兄や姉たちに内緒の特訓は末っ子らしく健気でかわいい。走る特訓が始まると青柳和彦(田中奏生)もやってきた。「お兄ちゃんたち」の協力で歌子が早く走れますようにと願う。
運動会本番で、1等賞にならないまでも、ビリからは脱出してほしいと期待反面、それほど人生は甘くない。いじめっ子たちの言う通り、フライングしたのに例年通りのビリ。
練習したのに結果につながらず落ち込む歌子だった。しかし苦手なものを克服しようとする姿勢はハナマルであった。すると「俺にとっては歌子が1等賞」と智くんが手作りのメダルを歌子の首にかけたではないか。ツイッターなどには、「なんて優しいの智ーーーー!」「歌子の笑顔と智の優しさに涙出てきた」「歌子は完全に智に恋したな」といった反応が。
病弱な母親の代わりに豆腐作りの仕事をする智は、やっぱり優しい子なんだね。お母さん回復後も一緒に仕事していたし。やっぱり家族に優しくできる子は信頼できるってこと。朝ドラ風味が効いた場面であった。
(Y・U)