「経済制裁以外にできることは?」 ロシア対応めぐり加藤浩次

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   ロシアの軍事進攻からきのう14日(2022年4月)で50日、危機的状態のウクライナ南東部のマリウポリ市について、「日常を奪われた市民が語ったのは想像を絶する惨状でした」と15日、森圭介アナウンサーが「スッキリ」で取り上げた。

  • マリウポリ市の危機的な状況が続いている
    マリウポリ市の危機的な状況が続いている
  • マリウポリ市の危機的な状況が続いている

マリウポリの市長や副市長が語ったこと

   オルロフ副市長は「街はほぼ完全に破壊された。生きるのが精いっぱいです」、テレビ局のオシチェンコ社長は「マリウポリにあるのは地雷、ミサイル、砲兵、戦闘機だけ。地獄です」「建物のないため、女性が路上で出産し、赤ちゃんを洗うお湯もない」という。まだ13万人が市内におり、ロシア軍が避難路を封鎖し、食料補給もさせない。ボイチェンコ市長は「ロシアがやっていることはナチスがユダヤ人にやったのと同じ」と怒りをあらわにした。

   ロシアは2014年にクリミア半島を強引に占領した際、マリウポリを制圧できず、その時の「プーチンの個人的復讐」との解釈もあり、停戦前に占領を急ぎたい思惑もありそうだ。

   司会の加藤浩次「民間人殺害に間違いはないが、ロシアは否定する。これが続いている。経済制裁以外にできることはないものか」

   慶応大学の鶴岡路人准教授は「ロシアの占領が続く限りは虐殺も連れ去りも増え続ける」として、西側諸国からの武器供与が間に合うかが焦点だと指摘した。NATO(北大西洋条約機構)軍の出動という選択肢には触れなかった。

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「中立的な赤十字(の支援)なら受け入れるのが普通だが、今回は途中で引き返した」

   鶴岡准教授によると、赤十字の支援物資貯蔵施設まではロシア軍に攻撃されたという。

   小澤征悦(俳優)「この2022年に信じられないことが行われている。本当に救う方法をだれか、考えて」

(あっちゃん)

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