過去に2つしかない「4月台風」 天達武史が解説した「ここまで発達した理由」

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   大型で強い勢力の台風1号は小笠原・父島沖を北東に進んでいて、あさって16日(2022年4月)の午前に関東地方も雨と風が強まりそうだ。4月に大型にまで発達した台風は、過去に2つしかない。今年は台風の当たり年になるのか。「めざまし8」の気象予報士・天達武史がけさ14日の「独自取材」コーナーで解説した。

  • 春の大型台風は珍しい(写真はイメージ)
    春の大型台風は珍しい(写真はイメージ)
  • 春の大型台風は珍しい(写真はイメージ)

今年は台風が多いのか?

   天達「台風1号は暴風警戒域が本州をすっぽり覆うほどの大型で、トップシーズン並みの大きさと勢力です。なぜここまで発達したのか。太平洋の海水温が高いということもありますが、発生域が例年と違っています。いつもは海水温が27度以上のフィリピン沖のエリアで台風は生まれるのですが、台風1号、2号はさらに南の赤道に近い海域で発生しました。そのため、温かい海域を北上する時間が長く、水蒸気をたっぷり吸収しているんです」

   司会の谷原章介「今年は台風が多いと思っていいですか」

   天達は「数の方はまだ(予想するのは)難しいですが、フィリピン沖の海水温がかなり高い可能性があるので、気を付けたほうがいいですね」と心配する。今年の台風は大型で勢力が強くなりやすいというのだ。

   で、明日あさっての気象予報だが、東京は最高気温13度まで下がって冬に逆戻り。厚手のコートがいりそうだという。

(カズキ)

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