滋賀県の旅館がロシア人とベラルーシ人の宿泊を拒否すると宣言して、県から行政指導を受けた。13日(2022年4月)の「めざまし8」で、倉田大誠アナが報告した。
記載は削除
この旅館は、ロシアがウクライナに侵攻した2日後の2月26日に、ホームページに抗議のメッセージを掲載、ここにロシアとベラルーシの方の宿泊を拒否するとあった。これについてメディアから取材を受けた時も、「ロシアの指導者を止めるのはロシア国民でしかなく、ロシア国民に不利益が及ばなければ国家を変える行動につながらない」としていた。
ところが、滋賀県から「正当な理由なく宿泊を拒否することは旅館業法に抵触する」として、拒否の文言を削除するよう指導を受けた。三日月大造知事も「さまざまな感情をお持ちになる方はあるんでしょうが、今後も注視していきたい」と表明。旅館は謝罪と削除を行った。
「めざまし8」が旅館の担当者に話を聞くと、「ロシアやベラルーシの方に悪意はありません。ただ、プーチン大統領をやめさせるためには、ロシアの人たちに行動してもらうしかないと考えました」と語った。倉田は「今後は改めてできることをやっていきたいということでした」と話す。
司会の谷原章介「ウクライナを何とか支援したいということなんですが、ロシアという国とロシア国民は別ですからね」
でも、プーチンを大統領にしたのはロシア国民だ。宿泊拒否問題は別にして、肉親を殺されたウクライナ人は「ロシア国民は悪くない」と言うだろうか。
(カズキ)