ちむどんどん暢子の「お菓子萌え」にほっこり 東京からの転校生からゲット

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   NHK朝ドラ「ちむどんどん」4月12日(2022年)、放送スタート2日目を迎えた。1964年、まだアメリカ統治下だった沖縄。本島北部のやんばる地域が舞台。繰り広げられる地域の風景は、日差しがまぶしくて色鮮やかで気分があがるが、戦後間もない沖縄はまだ地域も人々の心も敗戦の傷が癒えていない。ヒロイン一家の比嘉家は、豊かとはいえない暮らしが続いていたが、元気な小学生の暢子(稲垣来泉)をはじめ、母・優子(仲間由紀恵)と父・賢三(大森南朋)ら6人でゆったりと健康に暮らしている。

  • NHKの「ちむどんどん」番組サイトより
    NHKの「ちむどんどん」番組サイトより
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満面の笑顔で...

   暢子はおいしいものが大好きな元気いっぱいの女の子。「東京の美味しいものが食べたーい」と青く透明な沖縄の海に向かって叫ぶ暢子の姿こそ「ちむどんどん」のストーリーの本筋。ワクワクしながら物語が始まった。

   そんな暢子は、東京から来た転校生・青柳和彦(田中奏生)から、東京のおいしいものの話を聞きたくてたまらない。ある晩、比嘉家が夕飯後にのんびり過ごしていると、和彦と父・史彦(戸次重幸)が引っ越しの挨拶で東京のお土産を持ってやってきた。

   東京のお土産を渡された暢子はテンションが急上昇。夕飯のおかずの予定だった美味しい魚は貧しい家に譲ったため、あきらめるしかなかった。そのせいか、ものすごい勢いでお菓子の箱を開けて、最中をほおばる。東京のお菓子が最中というのは、当時の象徴か。この頃の東京の和菓子は、今のように甘さ控えめだったのだろうか?どうだろう。

   それにしても「東京の...」と付いたものが食べたかった暢子の満面の笑顔にこちらも和んだ。「東京のお菓子でテンション上がるの可愛い」「憧れの東京のお菓子が食べれてよかったね!暢子ちゃん」とツイッターなどでもほっこりした声が。

   暢子の成長物語のなかで「おいしい顔」がこれからどれほど見られるのだろうか。フレッシュな笑顔をたっぷり見せてほしい。

(Y・U)

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