「昨日初夏のように暑かったですよね。天達さん」と切り出すMCの谷原章介。昨日11日(2022年4月)の都心最高気温は24.7度と夏日一歩手前。今月4日の最高気温は9.8度と1月下旬並みの寒さだったことを考えると、わずか1週間で急に季節が進んだことになる。季節外れの暑さは全国各地で記録され、岩手県宮古市では31.0度と今年全国初の真夏日となった。
天達武史予報士によると気温上昇の理由は2つ。平年より10度以上高い暖気が、日本海から回り込むように入ってきていること。さらに、上空の暖気が山を下ることによって起きるドライフェーン現象が起きていることだという。南海上に発生している台風が熱帯の空気を運んでいる可能性もある。
谷原章介「水分補給してください」
武井壮(タレント)「僕は半袖短パンに切り替えています。肌を外気に触れさせて『暑さに慣れなさいよ』と体にいったり、寒くなったら寒くなったで外気に触れさせたりと、適合できる自分を作るようにしています」
デービッド・アトキンソン(実業家)「京都にいることが多いが、真冬も真夏もいや」
こうした暑さの中でも感染対策は求められている。「めざまし8」ではマスクの色に着目、口の周りの熱のこもり方をサーモカメラで測定した。その結果だが、頭や額に比べてマスクの周りは低く見えるが、会話や呼吸をすると熱がこもっているように見えるほか、黒マスクは白マスクに比べて明らかに温度が高くなっている。黒マスクをつけた街の人からは「暑いですね、失敗しましたね。なぜこの色にしたんだ」などの声が。
この結果に、「黒マスクおじさん」として知られる国立環境研究所の一ノ瀬俊明さんは「全ては太陽光線があるから起きている」と語る。マスクを屋外の日向に置いて比較すると黒マスクのほうが5度高くなるが、風速2メートルの風をあてると温度差は3度に。さらに湿度を加えて風速を3メートルにすると、差は1度と差はほとんどなくなった。「日陰で過ごすなど使い方によっては全然問題無い」(一ノ瀬さん)
三浦瑠麗(国際政治学者)「マスクは大人でも熱中症になりやすく、体感的な息苦しさがある。分科会の人が『屋外ではマスクをする必要ないんじゃないか。屋内でも黙ったままショッピングではいらないんじゃないか』といったツイートをしているが、自治体は専門家のメッセージみているのかな」
谷原章介「マスクをとって水分補給してください」
この季節外れの暑さだが、週末にはこの暑さは一段落するという。
天達予報士「季節を分ける前線が14日には関東あたりまで南下してくるので気温が下がりそう。暑いくらいの晴天はもしかすると今日までで、木曜はほぼ全域に雨。木金土は気温が10度下がります」
(みっちゃん)