NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が、4月8日(2022年)放送回をもって終了した。SNS上では、「終わり方が良かった」といった声のほか、ある場面の「スピンオフ」を望む声も出ていた。(ネタバレあり)
大月ひなた(川栄李奈さん)とウィリアム・ローレンス(城田優さん)のラジオ講座の形を取って、「カムカム」の100年間を振り返った最終回。エンディングで、2025年の映画村を訪れるひなたが描かれた。
「一緒に回転焼きを食べましょう」と英語で
映画村で偶然ウィリアムと出会い、2人は
「今朝の放送で今年最後でしたね。ほんとにあっという間です。来年も番組は続くと聞いてほっとしています」(ひなた)
「当然のことですよ。あなたの作成したテキストは素晴らしい。100年の家族の物語」(ウィリアム)
などと英語で会話を交わす。
映画村を訪れた理由を聞かれたウィリアムは、「少し寄ってみたんです。子供の頃、何週間か京都に滞在していたので」「おじと一緒に。とても懐かしい」と明かして歩き出す。その時何かを落とし、ひなたが拾うと、それは手裏剣のキーホルダーだった。
ひなたは子供の頃に出会った、同じ手裏剣のキーホルダーを持っていたビリー(幸本澄樹さん)を思い出す。ひなたが「ローレンス先生、あなた...」と言いかけると、「ビリーでいいですよ」とウィリアム。ひなたは感慨深げに笑い、「ビリー」と呼びかけた。
ひなたは「うちへ寄っていきませんか?一緒に回転焼きを食べましょう」と、子供の時にはビリーに言えなかった言葉を英語で告げる。「私もひなたと呼んでいいですか?」(ウィリアム)、「もちろんです」(ひなた)とやり取りし、2人は親しげに並んで歩いていった。
ウィリアムの正体がひなたの初恋の相手・ビリーだったと最後に判明し、2人の未来を感じさせる演出で終わったことで、ツイッターなどは
「幼きひなたがビリーに伝えられなかった英語を時を超えて大人になったビリーに同じ言葉を英語で伝えられたのが素敵 終わり方が本当に良かった良かった!!」
「ビリーとひなたも何かありそう。みんな幸せになってね」
「ひなたとビリーは結ばれるのかな?是非ともスピンオフをお願いしたい!」
と盛り上がっていた。
(TT)