藤子不二雄Aさん追悼 「行きつけの店」店主が語った人柄(めざまし8)

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   数多くの人気作品を手掛けた漫画家、藤子不二雄(A)=本名・安孫子素雄=さんが7日(2022年4月)、神奈川県川崎市の自宅で亡くなった。88歳だった。8日の「めざまし8」は、「怪物くん」や「忍者ハットリくん」などの数々の名場面を振り返り、藤子Aさんの死を惜しんだ。

   藤子Aさんの作品が大好きで交流もあったという中川翔子さんはVTRで登場し、「もう、伝説中の伝説。レジェンドで、A先生にしか描けない大人向けの漫画というものを確立してくださった存在ですよね」。そんな中川さんの印象に残る作品は「笑ゥせぇるすまん」だそうだ。

  • 番組サイトより
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中川翔子「ブラックな世界を描いてくださることが大好きだった」

「『笑ゥせぇるすまん』が大人向けに描かれたというのが衝撃で。子どもの頃に見てびっくりしたんですけれども。大人には色んな欲望があって、その欲望に押しつぶされちゃった人には罰が当たるっていうことを、コミカルにシュールに描いてくださっている。(決めゼリフの)『ドーン!』っていうのが(喪黒)福造。1度出会うととりこになってしまう、ブラックな世界を描いてくださることが大好きだった」(中川)

   番組は藤子Aさんの行きつけのお店も取材。普段の生活の中で見せていた顔に迫った。 藤子Aさんが30年近く通っていた寿司店の店主は「人とお話することがお好きな方なので、あえて他の方の隣に座られることが多かったですね。気兼ねなく気さくに、どなたとでもお話しされていました」。

   また、藤子Aさんの20年来の知人である居酒屋の店長は、「友達と飲んでいる時は楽しそうだった。義理堅い人だったよね。写真撮ってくださいっていうとすぐ撮ってくれて。ダンディーというか、威張った感じがない、人間的に素晴らしい人」とその人柄について語った。

   MCの谷原章介「僕も小さい頃からたくさん楽しませていただいたんですが、だんだん年を長ずるにつれて、Aさんのただ単に楽しいだけではなくどこかダークな影がある作品に惹かれていった自分がいて...。大御所になればなるほど作家性が高い作品を描く方が多いと思うのですが、藤子不二雄Aさんはエンターテインメントの世界で、自分の考えを読者に教えるとか伝えるとかではなく、いかに読者に楽しんでもらえるかという作品を描き続けた方という印象があります」

   永島優美アナ「私は1991年生まれなんですけど、『お化けのQ太郎』を小学生の頃落書き帳に描いた思い出があります」

(ピノコ)

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