電子レンジ内発火時、「一番やってはいけないコト」 安住アナも「驚いて」やってしまいそう

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   電子レンジで食べ物を加熱中に火災が発生する事故が、過去10年で最多にのぼっているという。きょう6日(2022年4月)の「THE TIME,」が取り上げ、MCの安住紳一郎が「新生活のこの時期、特に注意が必要です」と呼びかけた。

  • 東京消防庁サイトの実証実験公表資料より
    東京消防庁サイトの実証実験公表資料より
  • 東京消防庁サイトの実証実験公表資料より

新生活が始まるこの時期、特に「注意が必要」

   電子レンジ内に油などの汚れが残った状態で加熱を続けると、突然庫内で大きな炎が発生することがある。東京消防庁のデータでは、このような火災が2012年は22件だったのが、21年は65件にまで増えている。

   その原因の多くが「温めすぎ」なのだという。番組が取材した女性は、ニンニクを温めていたところ、「パンッという音がして駆け付けたら、1分ぐらいで火が出ていました」。肉まんを温めようとした男性は、操作ミスで2、3分のところを10分に設定してしまい、肉まんから煙が出たという。

   レンジ火災増加の背景について、元東京消防庁麻布消防署長の坂口隆夫氏は「新型コロナの影響でリモートワークが増え、普段電子レンジを使ったことのない人が使う機会が多くなった」と指摘。新生活が始まるこの時期は「転勤や単身赴任で(新しい電子レンジを)使う機会が増えるので、注意が必要です」と話していた。

   もし発火した場合はどうしたらいいのか。「まず、コードを抜いて電源を遮断する。一番やっていけないことは扉を開けること。酸素が入り、火が燃え広がってしまいます。水や消火器も扉を開けずにかけるのがいいそうです」と、杉山真也アナウンサーが伝えた。

   安住「驚いて扉を開けてしまいそうですよね。普段使いこなしていると思っている電子レンジですが、改めて注意が必要です」

(キャンディ)

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