リユースで「双方」お得 世田谷区の取り組みの評判

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   コンビニのローソンとスターバックスが、プラスティック削減のため「タッグを組んで、コーヒーカップのリユースを始めた」と、5日(2022年4月)の「THE TIME,」が伝えた。

   「プラ削減」のニュースは、番組恒例の「7000人に聞いた本日の気になるニュース、ベストテン」の7位に入った。ローソンの丸の内や渋谷の店舗では昨日から、始めた。コーヒーやカフェラテを買う時に、繰り返し使えるカップを選ぶと「10円引き」に。カップの側面にあるQRコードを読み取って登録。使ったカップは、店内の返却ボックスか、スタバでも返すことができる。この試みは、昨年11月から始めた店舗もあり、スタバで買った時のカップをローソンで返すことも可能だ。返却されたカップは、提供している企業が洗浄・消毒、再利用する仕組みだ。

  • さまざまな「リユース」の取り組みが
    さまざまな「リユース」の取り組みが
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「THE TIME,」で紹介

   リユースの取り組みは、家具や家電、衣装ケースなどにも広がっている。

   世田谷区の「不用品持ち込みスポット」では、昨年10月から、同区と地域情報サイトを運営する「ジモティー」が連携して、まだ使える不用品をリユース品として出品している。

   不用品を持ち込んだ40代の男性は、「ベビーカーと子供用のおもちゃ。誰かに使ってもらえるんじゃないかな、と思って」。持ち込めるのは、「破損や汚れがないもので、世田谷区民だけ」。粗大ごみには手数料がかかるのが普通だが、ここでは無料で引き取ってくれる。40代の女性は、「初めは区の粗大ごみで処分しようと思っていたんですけれど、無料で引き取って下さるので、とてもいいな、と思いました」。

   「受け取り」は世田谷区民以外でも可能だ。オーブンレンジは500円、トースターは200円だ。購入しに来た60代の女性は、「まだまだ、使えるものがけっこう多くて。コーヒーメーカーは新品で、300円だったんですよ」。

   このスポットに持ち込まれた「不要品」は、この3カ月で約6500点。このうち約90%がリユースされ、約34トンのゴミが削減された計算だ。

   ランキングではこのほか、6位に入った「キットカット、32円値上げ」が、30代の男女でトップの関心度。5位には、「ウクライナの避難民20人を乗せた日本政府専用機、ポーランドを出発、きょう午前に羽田へ」が入った。

(栄)

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