コロナ「リバウンドの兆候」の今、どうすれば? スッキリで識者「個人個人に委ねて」

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   「新型コロナ、3年目。今の対策はいつまで続くのか」。けさ4日(2022年4月)の「スッキリ」が取り上げた。東京都の新規感染者がこのところ、前の週より増加している日が目立っている。3日も先週3月27日より55人多い7899人だった。

   街で聞くと、「感染しても軽症で済むというのが広まっている。感染しても仕様がないないな、というのがある」(40代会社員)という声があれば、「暖かくなってきたせいか、外出が増えちゃうので、気は引き締めたいなと思っています」(20代女性営業職」と危機感を持つ人もいる。

  • 感染対策の重要性が依然指摘されている
    感染対策の重要性が依然指摘されている
  • 感染対策の重要性が依然指摘されている

「宣言」も「措置」も出ていない

   厚労省のアドバイザリーボードの座長は「リバウンドの兆候が見え始めている可能性があると考えます。ただ、拡大に入ったと申し上げられる状況にはない」といっている。

   司会の加藤浩次が「いま現在って、緊急事態宣言も、まん延防止等重点措置も出ていない。でも、感染者が増えている。どうしたらいいんでしょうか。飲食店、行ってもいいですよね、お酒飲んでもいいんですよね、大丈夫なんでしょうか、水野先生」と、日本感染症学会指導医の水野泰孝医師に聞く。

水野医師――「2年前の今頃は桜の花見が終わって感染が急激に増えて、緊急事態宣言が出る頃だったと思いますが、今はマスクをしないと外に出られないというぐらい感染対策が文化にしみついているところもありますので、個人個人に委ねて、ある程度、国民に信頼してもいいのではと思っています」
「感染者数の増減に一喜一憂してもしょうがないので、これまでは感染者が増えたらどんどん対策を強化するという足し算でした。しかし、これからは引き算でピンポイントのところをきちんと押さえて、経済を回していくような対策をとっていくことが必要かと思います」
加藤「そこがすごく大事なことですね」

(一ツ石)

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