安住紳一郎が伝えた停戦交渉の進捗情報、プーチン、ゼレンスキー直接会談はあるか?

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   「停戦交渉。ロシア側は、首都キエフへの軍事行動の縮小を表明。プーチン、ゼレンスキー直接会談への可能性は?」と司会の安住紳一郎アナ。きょう30日(2022年3月)の「THE TIME,」がトップで伝えたのは、ロシアによるウクライナ侵攻についての新情報だ。

   番組は、ロシア軍の攻撃にさらされている南東部の都市・マリウポリにいるウクライナ軍幹部の声を紹介。「ロシア軍の戦車によってマリウポリ市内にある建物のうち70~80%が破壊されてしまった」というものだ。

   マリウポリ市長によると、28日時点で市民の犠牲者は子ども210人を含む約5000人で、市内には依然として約17万人が残されているということだ。

ロシア側「キエフでの軍事行動を大幅に縮小」と表明

   そんな中、きのうトルコで4時間にわたり行われた停戦交渉。ウクライナ側はNATOなどの軍事同盟に加盟しないこと、外国の軍の基地を受け入れないことを提案。その代わりとして新しい安全保障の枠組みの構築を求めたという。

   一方、ロシア側の代表団は「ウクライナの中立化と非核化、および安全保障の提供については条約の作成に向け実務的な段階に入った」とし、「首都キエフと北部チェルニヒフ方面での軍事行動を大幅に縮小する」と表明。また、条約の仮調印と同時にプーチン大統領がゼレンスキー大統領との首脳会談を行う用意があるとした。

   一方で番組は、米「ウォール・ストリート・ジャーナル」の記事を紹介し、2国の話し合いの場で起きたある事件についても伝えた。

   3月3日午後にキエフで非公式な協議に臨んだウクライナとロシア側の参加者3人が、有毒物質による攻撃を受けた可能性があるというものだ。

   事件を調査したイギリスの調査報道機関は、「化学兵器による中毒症状の可能性が高い」としたうえで、「命を脅かすには不十分な量で、被害者を怖がらせる目的だった可能性が高い」と話した。

   これらについてロシアのペスコフ大統領報道官は「情報戦の一環だ」と述べているという。

   また、ウクライナのクレバ外相は「ロシアとの交渉に行く人は何も食べたり飲んだりしないよう助言している。また、できるだけ物に触らないことです」と話している。

(ピノコ)

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