「ウィル・スミスのビンタ騒動について新たな動きが。速報です」と永尾亜子キャスター。29日(2022年3月)の「めざましテレビ」(フジテレビ系)は、米アカデミー賞授賞式で主演男優賞を受賞したウィル・スミス(53)がコメディアンのクリス・ロック(57)を壇上で平手打ちした騒ぎについての新情報を伝えた。
永尾キャスターは「アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、『ウィル・スミスの行動を非難する』との声明を出し、今後正式な調査をするということです。その上で、アカデミーの内規、行動基準、カリフォルニア州法に従って、更なる対応が必要か検討するとしています」と、AP通信などの情報を伝えた。
「あの温厚なウィル・スミスが...」
この騒動はウィルの受賞前に起きたもの。長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターを務めたクリスが、脱毛症に悩まされていることを公表しているウィルの妻・ジェイダのヘアスタイルをからかうような発言をした。するとウィルがステージ上に上がり、クリスを平手打ちしたのだ。
妻を侮辱され、思わぬ行動に出たウィルは、主演男優賞のスピーチで謝罪の言葉を口にし、涙を浮かべながら「私は自分の人生で愛する人々を守っていく使命があるのです」などと訴えた。
三宅正治アナは、「『あの温厚なウィル・スミスがまさか...』という思いでしたけれども、そのくらい酷くてジョークにもならないコメントだったと思います。ただ、もっと違う抗議の仕方があったのではないかという気がしてならないですね」と発言。
井上清華アナはその横で、「そうですね」と深くうなずいていた。
(ピノコ)