この春、日曜ドラマ枠で「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系レ)がスタートする。初代・堂本剛、2代目・松本潤、3代目・亀梨和也、4代目・山田涼介と、歴代ジャニーズ所属タレントが主演しており、もはやジャニーズのお家芸ともいえるドラマで、今回、5代目の金田一一(きんだいち・はじめ)を演じるのもなにわ男子の道枝駿佑だ。
2代目・松本潤の初々しい演技
それはそれで楽しみなのだが、4月24日(2022年)のスタートを前に、深夜に歴代の名作を放送していて(歴代傑作イッキ見せ!)、それがなかなか楽しく、毎回つい見てしまう。
たとえば、この日(3月23日未明)は、2代目・松本潤の回。2001年の作品だから今から20年も前のドラマということになる。だからか、お肌ピチピチの松本潤少年の初々しい演技もご愛敬だが、ヒロイン・七瀬美雪役の鈴木杏も、剣持勇警部役の内藤剛志も驚くほど若い(内藤がこの時からすでに警部役というのも驚く!)。
何よりも共演者が珍しい顔ぶれで、いちいち興味深く、もう画面に釘づけ状態。この回では、宍戸錠に黒沢年雄、黒部進、片桐はいりといったベテラン勢に加え、そのまんま東(当時)として活躍していた東国原英夫や、山咲千里、元チェッカーズ藤井尚之、橘実里と、懐かしいやら珍しいやら。子どもだましドラマかと思ったら、結構しっかり作り込まれていて、謎解きも楽しめる。しばらくの間、放送がある日は夜更かししてしまいそうだ。
(くろうさぎ)