ウクライナへの軍事侵攻を進めるロシア国内で、プーチン大統領の側近に離反の動きが出始めたようだ。きょう24日(2022年3月)の「スッキリ」が取り上げた。
森圭介アナウンサーが「速報が入ってきました」として、ロイター通信の報道を引用。それによると、大統領特別代表のチュバイス氏がロシアのウクライナ侵攻をめぐる問題を理由に辞任したという。チュバイス氏はプーチン政権で国際機関との調整を担当していた側近の一人で、「政権幹部の離反は初めて、と言われています。すでにロシアを出国していると報じられています」と森アナが伝えた。
鶴岡路人・准教授「今後続いていくのかしっかり見ていく必要があります」
鶴岡路人・慶応大准教授「(チュバイス氏は)経済関係で重要な役割を果たしてきた人です。個人的な損得ではなく、戦争がロシアの国益にとって良くないという信念があったのだと思います。もう耐えられないという意志表示だったのでしょう」
MCの加藤浩次「プーチン政権の内部が割れ始めたと考えていいのでしょうか」
鶴岡准教授「こういった動きが今後続いていくのかしっかり見ていく必要があります」
モーリー・ロバートソン(国際ジャーナリスト)「正常ではない独裁者をどうやって周りの人がなだめるのか、別の形で政権を交代させるのか、ここが正念場。アメリカやNATOが外からできることは限られています。最後は内部の人、国民の力にかかっています」
(キャンディ)