フィギュア世界選手権はロシア抜き 尾木直樹氏「スポーツは平和でないとダメ」

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   フィギュアスケートの世界選手権大会がきのう23日(2022年3月)、フランスのモンペリエで開幕したが、そこにロシア選手の姿はなかった。24日の「めざまし8」が取り上げた。組織的なドーピング疑惑や過酷なウクライナ侵略に対し、ロシアとこれに協力するベラルーシ選手の出場を国際スケート連盟が禁止にしたためだ。

  • 異例の世界大会(写真はイメージ)
    異例の世界大会(写真はイメージ)
  • 異例の世界大会(写真はイメージ)

谷原章介「出場禁止は仕方ないと思うが、本当なら...」

   ロシアには北京オリンピック金メダルのアンナ・シェルバコワや優勝候補ながらドーピング疑惑を持たれたカミラ・ワリエワら有力選手が多数いる。ロシア側からは「出場禁止は差別で、アスリートに対する侵害」(トリノ五輪金メダリストのプルシェンコ氏)といった反発が噴出した。

   ロシア国内では大会の生中継も行われず、さらにロシアフィギュアスケート連盟と国営テレビの「第1チャンネル」が主催する独自の大会を25日から始めるという。

   司会の谷原章介「出場禁止は仕方ないと思うが、本当ならすべての選手に開かれた大会であってほしかった」

   尾木直樹(教育評論家)「スポーツは平和でないとダメなんですよ。そういうことをロシアの選手と国民が受け止めてほしい」

   一方、ウクライナ代表のイヴァン・シュムラトコ選手は「いま自分が得意なことをやるべきだと判断して出場することにした」と、演技を通じて侵略の現状を世界に伝えたいとの心境を語った。

   各国選手の練習では、ウクライナ国旗の青と黄色をあしらったリボンをつけて滑る姿も目立った。

   異例な世界選手権、その間にもウクライナ国内は激しい侵略にさらされ続ける。

(あっちゃん)

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