ロシアの生物・化学兵器使用への懸念 識者が指摘した気になる動き(めざまし8)

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   激戦が続くウクライナで「ロシアが生物・化学兵器の使用を検討している」と米国のバイデン大統領が警告したニュースを、23日(2022年3月)の「めざまし8」は取り上げた。元CIAの諜報員も、番組の取材にキエフ市民への攻撃で使われる危険性を指摘した。

  • ウクライナ情勢が緊迫度を増している
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シリア内戦で起きたこと

   ロシアの方は「ウクライナ軍が生物・化学兵器を保有している」と具体的根拠を示さず一方的に言い出しており、米政府はこれを「ロシアのウソで、自分が使用するための口実にする可能性がある」としている。

   実際にロシアはシリア内戦で2018年に使い、子供をふくむ1400人が殺害したことがあると、西岡孝洋アナウンサーが例にあげた。このときも、ロシアは「敵が生物・化学兵器を持つ」と主張していたという。2年前には、ロシア国内反体制派の指導者、ナワリヌイ氏への攻撃で神経剤が使われたともいわれる。

   元CIAの諜報員のジョン・サイファー氏は「もしプーチン大統領が化学兵器を使えば危険な段階に陥る。ロシアは化学兵器禁止条約に署名しているが、彼らはいつもウソをつく」と話した。

   司会の谷原章介「使われるかもしれない心配が入ってきています。どうなんですかね?」

   筑波大学の中村逸郎教授はロシアがシリアから兵士を雇い、ウクライナに送り込んでいることを指摘する。「シリア兵は内戦で化学兵器を使ってきた。神経ガスなどが使われる可能性がある」という。

   永島優美アナウンサー「心配です」

(あっちゃん)

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