昨日22日(2022年3月)の東日本は、関東でも雪がちらつく季節外れの寒さとなった。暖房による電力使用の増加が見込まれるにもかかわらず、16日の地震で一部の火力発電所が停止していることから、東京電力は午後8時以降に最大300万件の停電が発生するおそれがあると発表。政府は昨日、東京電力と東北電力管内に「電力需給ひっ迫警報」を出した。午後9時前に停電のおそれは解消されたが、今日も低温が予想される東京電力管内では警報が継続される。
警報を受け、京急電鉄では30の駅でエスカレーターの稼働を停止したほか、スカイツリーではライティングを終日消灯。家電量販店ではテレビ売り場で商品の半分を電源オフにするなど、企業や交通機関でさまざまな節電対策が行われた。マクドナルドやイオンでも暖房温度を低めに設定。アサヒビールでは茨城工場で自家発電設備を稼働し、購入電力を10%削減した。
「仮眠スペースみたいに...」
まん延防止の全面解除でおよそ2カ月ぶりの通常営業となった飲食店にも苦労が。東京・渋谷ののんべい横丁で話を聞くと「節電は暖房を控えること」という飲食店従業員に対し、客からは「いつも暖かいですけど、今日は上着を着ないと寒い」などの声がでた。
23日の「THE TIME,」では、司会の安住紳一郎が「今日もスタジオの照明を少し暗くしています。今日はサブと呼ばれるコントロールルームも真っ暗です。健康センターの仮眠スペースみたいになりましたね。寝ないようにしていただきたいと思います。サカグチさん!スドウさん!クボタさん!」と、次々とサブのスタッフの名前を呼んで場を盛り上げた。
水曜レギュラーの鈴木みな・まりあ「私たちの周りでもキャンドルをつけて過ごして、その様子をSNSにあげている友達もいました。私たちもできることから協力していきたいと思います」
安住紳一郎「東電管内の電力使用率は6時台91%という数字です。昨日は同じ時間が82%で少し状況が厳しいかなと思います。火力発電所復旧まで1カ月の間節電の呼びかけをする可能性があるということで、協力したいと思います」
(みっちゃん)