鳥取・米子市の米子水鳥公園に現れた1羽のヘラサギが話題になっている。ヘラサギはしゃもじ型の平たく長いくちばしが特徴の珍しい鳥で、越冬のため毎年100羽ほどが飛来する。そのうちの1羽にはニックネームがついている。18日(2022年3月)の「THE TINE,」でナレーションが司会の香川照之に「何というニックネームか?」という問題を出した。
香川は「くちばしが長い......う~ん、わかんない」。
「ぜひ行きたいと思います」
正解のニックネームは「香川さん」。解答を聞いて江藤愛アナは「え? なんで」と叫び、当の香川は「ほぉ~」と驚いた表情を見せた。
このヘラサギの「香川さん」はほかのヘラサギよりくちばしの先の色がついた部分が小さく、特徴的な縞模様をしているため識別されやすく、毎年訪れることが確認されている。共同通信の記事でも「ヘラサギ飛来、生態解明に。愛称『香川さん』今年も、鳥取に」という見出しで報じられている。
米子水鳥公園統括指導員の桐原佳介さんは「香川県で毎年越冬しているとみられ、越冬地の県名にちなんで『香川さん』と付けられました」と解説。約6年前から米子水鳥公園に立ち寄るようになったという。まもなく繁殖の地・中国北部へ旅立っていく。
桐原さんは司会の香川に「ぜひ、旅発つ前に人間の香川さんにも公園に来ていただき、鳥の香川さんと『ダブル香川さん』の写真撮りませんか」と呼びかけると、人間の香川は「ぜひ行きたいと思います。いよいよ私もムツゴロウさんの域に達してきましたね」とコメント。
実はこの前のコーナーで18日公開の映画「KAPPEI」を紹介した際に、主演の伊藤英明から「去年採ったコクワガタが今年越冬しまして、昨日動き出したんですが、エサをあげたほうがいいのか教えてください」と問われ、「欲しがっているならあげたほうがいい。ただ、春先なのでちょっとずつにしてください」とアドバイスしたばかりだった。
江藤アナは「なんかいろんな動物が香川さんにかかわってきますね」と大笑いしていた。
(バルバス)