「地震から一夜明けてわかった被害の全容を総力取材しました」と、17日(2022年3月)の「めざまし8」は司会の谷原章介がきのう23時半ごろに宮城、福島県で起きた最大震度6強の地震を受けた東北各地の模様を伝えた。
最初の映像は、23時36分、仙台市の住宅内。ゴトゴトとゆれ、撮影者でもある住民女性が「え、え、え? なんで? 大丈夫、これ。なんで、こんなに強いの?」と声をあげた。スマホからか、アラームが響き、「地震です」の声が緊急通報を伝える。
「どうしても東日本大震災を思い起こして...」
福島市のアミューズメント施設では、店内の灯りが消え、映像に女性の叫び声が混じった。居酒屋では、大量の瓶が棚から落ち、こちらは「あー」の声。
揺れは2回にわたり、震源は福島県沖、マグニチュードは最大7.4。福島県相馬市の60代男性が2階から転落、病院に搬送されたが、死亡が確認された。「めざまし8」の画面下部には「宮城県2人死亡 けが82人」「福島県内 少なくとも36人かげ」のテロップが流れた。
JR福島駅はスプリンクラーが作動し、床が一部水びたし。仙台空港は停電が発生。仙台市の10階建てマンションの最上階から火災が起きた。白石市では東北新幹線が脱線した。石巻市で高台に避難した人は「11年前の東日本大震災と同じ感じがしました」などと話していた。一時は津波注意報が発表された。
谷原「こうした映像を見ると、どうしても東日本大震災を思い起こして、息苦しくなる人も多いかと思います」
永島優美アナウンサー「私も寝ていましたが、揺れでおきました。長いなという印象で、皆さん、またの揺れにも十分ご注意ください」
(あっちゃん)