NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」3月16日(2022年)放送回に、俳優の目黒祐樹さんと多岐川裕美さんが初登場した。(ネタバレあり)
橘算太(濱田岳さん)が亡くなる直前に大月るい(深津絵里さん)に2冊の通帳を渡したことを知り、錠一郎(オダギリジョーさん)はるいに岡山に里帰りすることを提案。大月一家は算太の遺骨を持って雉真家を訪れる。
るいが里帰り
屋敷から出てきた勇(目黒さん)は、「るいか!よう帰ってきたのう!」と喜んだのもつかの間、家族を紹介しようとするるいを差し置いて「ええから、まあ入れ。早う、今ええとこなんじゃ!」と家に入っていってしまう。
居間ではテレビで高校野球を見ていて、桃太郎(青木柚さん)も身を乗り出して観戦、勇と桃太郎は野球トークで盛り上がる。
雪衣(多岐川さん)がるいを部屋へ案内し、るいは算太の遺骨を棚の上に置いて「算太おじさん、岡山帰ってきたよ。久しぶりでしょ。ゆっくりくつろいで」と声をかける。
雪衣は算太の遺骨に手を合わせると、「私のせいなんじゃ。あの時算太さんがおらんようになってしもたんは、多分私のせいなんじゃ」と床に座り込んでしまう。
雪衣はるいに、かつて算太に「店を始める家が手に入ったら、そこでわしと一緒に暮らしてくれんか?」と言われていたことを明かし、
「私、そねんしてもええかもしれん思よった。じゃけど、私結局算太さんを傷付けてしもうた。算太さんが黙って家を出ていったんは私のせいじゃ思う。たちばな再建のための通帳持ったまま...」
とるいに懺悔する。
るいが「お母さんは、ほんまにおじさんを捜すために、それだけのために大阪へ行ったんですか?」と聞くと、雪衣は「もちろんじゃ」と即答。「ロバートさんと会うためいうことは...?」との問いには「ロバートさんとのこたあよう知らんのんじゃ。私も勇さんも。じゃけど、算太さんと一緒にたちばなを建て直す。あの頃の靖子さんはその一心じゃった」と返され、複雑な表情を浮かべるるいだった。
若い頃は村上虹郎さんが演じていた勇、岡田結実さんが演じていた雪衣が歳を重ねて目黒さん、多岐川さんにキャスト変更となったことについて、ツイッターなどでは
「勇と雪衣さんにしか見えない!そのまますぎる!」
「老齢の勇と雪衣の配役、目黒祐樹さんと多岐川裕美さん、豪華だしぴったり!」
「目黒祐樹さんの勇も多岐川裕美さんの雪衣も年月が経ったらこうなっていると納得できる素晴らしいキャスティング」
と、称賛の声が相次いだ。
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