プラスチック新法の影響 売り上げ「昨年の100倍」商品とは(スッキリ)

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   「さまざまなところで脱プラスチックの動きが進んでいます」ときょう16日(2022年3月)の「スッキリ」で岩田絵里奈アナウンサーが伝えたのは、4月1日から施行されるプラスチック資源循環促進法(プラスチック新法)に伴う動きだ。

   プラスチック新法は、フォークやストロー、歯ブラシやハンガーなど12品目の使い捨てプラスチック製品について、削減に向けた対策を事業者に義務付けるもの。代替素材への切り替えや有料化、プラスチック製品の受け取りを辞退した客へのポイント還元などの対策が期待されている。

  • 脱プラスチックの流れが加速している(写真はイメージ)
    脱プラスチックの流れが加速している(写真はイメージ)
  • 脱プラスチックの流れが加速している(写真はイメージ)

食用に適さない古い米を...

   コンビニ「ファミリーマート」はプラスチックのフォークやスプーンの代わりに箸を渡したり、竹製のマイスプーンなどを販売したりする方針。この取り組みを全店舗で行うと、年間で約260トンのプラスチックを削減できるという。

   都内のクリーニング用品の製造・販売会社「オリタニ」は、「ハンガー To ハンガー」という再利用の試みを行っている。クリーニング店から回収したハンガーを機械で粉砕し、プラスチック破片を20~50%混ぜて新たなハンガーを製造している。

   スタジオの出演者たちを驚かせていたのは、ホテルのアメニティー用品を製造する愛媛の「山陽物産」の歯ブラシ。材料にしているのは食用に適さない古い米で、プラスチックに約30パーセント混ぜて作っている。強度に問題はなく、柄の部分を空洞にすることで、従来のものと変わらない値段で販売できる。武内英治・代表取締役は「プラスチック新法で問い合わせが増えています」と話していた。

   岩田アナ「(脱プラの影響で)売り上げは昨年の100倍になっているそうです」

(キャンディ)

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