まん延防止措置解除見通し 春の旅行の明と暗(モーニングショー)

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   全国18都道府県に出されている新型コロナウイルスまん延防止等重点措置は、来週月曜21日(2022年3月)に一斉解除される見通しで、春休み旅行を計画している人も多いだろうが、本当にもう大丈夫なのか。けさ16日の「モーニングショー」は「ショーアップ↑」コーナーで取り上げた。

  • 旅行動向への影響は?(写真はイメージ)
    旅行動向への影響は?(写真はイメージ)
  • 旅行動向への影響は?(写真はイメージ)

感染再拡大への懸念も

   東京都の小池百合子知事は「まん延防止措置の延長は要請しない」としたが、大阪府の吉村洋文知事は「年度替わりの時季でもあり、再拡大に転じる可能性が十分ある」と心配している。厚生労働省のアドバイザリーボードの脇田隆字座長は「感染者減少は(去年秋の)第5波の収束局面とはかなり違い緩やか。オミクロン株変異のBA.2の置き換わりも進んでいる」と警戒を呼びかけた。春休みに入って旅行が増えれば、感染が再び広がる心配は強い。

   その旅行先で明暗が分かれているという。沖縄のホテル「ノボテル沖縄那覇」は「4~6月も予約の半分がキャンセルになりました。修学旅行を含む団体旅行の新規予約はありません」、沖縄バス協会も「3月は6割がキャンセル。残りもどうなるかわからない」と嘆いている。

   板倉朋希アナ「一方、東京の旅行代理店は『今年はキャンセルがほとんどなく、沖縄などから近い関東近県に行き先を変えているようです』と話しています。きのう神奈川・箱根町に取材に行ってきたんですが、平日にもかかわらず、結構にぎわっていました」

   浜田敬子(元「AERA」編集長)「みなさん、(新型コロナとの)付き合い方がうまくなっているので、団体旅行はまだダメですが、家族や友だちと個人の旅行で......」

   司会の羽鳥慎一「解除となって、さあOKというふうにはなくなってきてますものね」

   東京は今週末に桜の開花と予想されているが、お花見宴会で大騒ぎというのはまだ控えたほうが良さそうだ。

(カズキ)

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