ロシア国営テレビの生放送中に「政府のプロパガンダを信じないでください」などの反戦を訴えるプラカードを掲げた女性スタッフについて、最新情報を16日(2022年3月)の「めざまし8」が伝えた。ロイター通信によると、モスクワの裁判所から15日、3万ルーブル(3万3000円)の罰金を科された。ただし、これは女性が事前にSNSに投稿した動画を無許可デモとみなしての判決で、生放送中の行動で刑事罰の可能性がまだあるという。
永島優美アナ「停戦につながることを...」
この女性はメディアのインタビューに「尋問は14時間続きました。2日間眠れずに不安な日々を過ごしました。あすすべてを発表します」と話した。筑波大学の中村逸郎教授は「反戦運動がロシア国内で進んでいる。この女性が今後、運動のシンボル・英雄になっていく可能性が十分にあります」と評する。
フランスのマクロン大統領は、女性への支持を表明して「大使館を通じるか、あるいはべつの形で外交的措置をとる」と語り、プーチン大統領との次回電話会談で問題提起する考えだ。
司会の谷原章介「この女性があそこまでのことをして、うしろで動いているのに、目の前では(いつも通りに)アナウンスしている女性がいた。すごい違和感を感じましたね」
中村教授「テレビ局内にも反戦運動に立ち上がった人たちもいるということですね」
福田麻貴(お笑いタレント)「この女性がまずは身の安全を確保していて安心しました。本当に勇気ある行動で、これを見たロシア国民がどうとらえるか。(政府の政治宣伝を)疑うきっかけになってくれたらいい」
永島優美アナウンサー「本当に勇気ある行動が停戦につながることを強く望みたいですね」
(あっちゃん)