情報キャスターの堀池亮介アナが説明する。ロイター通信によると、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、半導体製造用ガスのネオンを生産するウクライナの主要メーカー2社が製造を停止した。2社はウクライナの企業、インガスとクライオインで半導体製造に使われるレーザー光の生成に必要なネオンを製造し、世界の供給の約半分を占めている。クライオン社は「戦争が勃発したため生産工場を停止する決定を下した。従業員の安全が第1で操業はまだ可能ではない」とコメントしている。
谷原章介「さらなる影響が...」
これについて、ITジャーナリストの三上洋さんによると、「今回の停止でネオンガスの価格が値上がりする恐れがある。数カ月後には半導体製造そのものに遅れが生じる可能性がある」と指摘している。
司会の谷原章介「こういう世界的なシェアを誇る企業がウクライナにあったんですね。世界中で半導体が逼迫している中で、こういうことが起きると、さらなる影響が出て来ますね」
武井壮(タレント)「中国の問題の時も半導体の不足が起きて経済にかなり打撃を受けたと思いますが、この世界的なシェアを誇る施設がまた停止すると、もう国際的に世界の産業の衰退が始まってしまうのではないかと恐怖を感じますよね」
谷原「大きな影響があります」
(一ツ石)